サニーデンタルクリニック

MENU CLOSE

マイナス2歳からの予防歯科oral care

新しい予防歯科の考え方

新しい予防歯科の考え方
“赤ちゃんの健康づくり”はいつから?

これまで予防歯科では、「マイナス1歳からのケア」として妊娠中からの口腔管理が重要とされてきました。しかし近年では、その考え方がさらに進み、「マイナス2歳」、つまり妊娠を意識した段階からの予防が注目されるようになっています。

これは、妊娠中だけでなく、妊娠前からの母体の栄養状態や健康管理が、将来生まれてくるお子さんの健康に大きく影響するという考え方に基づいています。この概念は「ドーハッド仮説(DOHaD)」と呼ばれ、近年の医療分野においても関心が高まっている重要なテーマの一つです。

ドーハッド仮説(DOHaD)

ドーハッド仮説(DOHaD)

胎児期や乳幼児期の栄養環境が、その人の将来の体質や病気のなりやすさに影響するという考え方があります。特に、母体の栄養状態といった胎内環境は重要で、これが大人になってからの糖尿病や高血圧などのリスクにも関係するとされています。
さらに近年では、妊娠中だけでなく、妊娠前からのお母さんの健康状態が、赤ちゃんの「健康の設計図」を形づくると考えられています。そのため、栄養をしっかり吸収できる体づくりや、炎症のない健やかな状態を整えておくことが、これから生まれてくる赤ちゃんへの大切な準備であり、何よりの贈り物になるといえます。

なぜ妊娠前なのか?

なぜ妊娠前なのか

歯ならびやかみ合わせは、予防が最も難しい分野の一つとされています。
その原因については現在もはっきりとは解明されておらず、さまざまな要因が複雑に関係していると考えられています。
しかし、子どもたちの成長は待ってくれません。
「今できる対策を少しでも早く行うことが大切だ」と考える小児歯科医が多く、これまでの経験や知見が少しずつ集まり、一定の方向性が見えてきています。

現在考えられている主な要因としては、妊娠前からの母体の状態や生活環境が大きく関係している可能性が指摘されています。例えば、妊娠中の姿勢や骨盤の状態、分娩の方法、母乳の飲み方、離乳食の進め方などが挙げられます。また、舌小帯の状態や、足元から影響する姿勢、日常の生活習慣、やわらかい食事中心の食生活なども、歯ならびやかみ合わせに影響を与える要因として考えられています。

妊娠前からの健康づくり
妊娠前からの健康づくり

妊娠が始まると、つわりやお腹の張りなどの体調変化によって、思うように歯科治療を受けられない場合があります。そのため、体調が安定していて、できるだけ薬に頼らずケアが行える今の時期こそ、お口の環境を整える絶好のタイミングといえます。

お口の健康と赤ちゃんの関係性

早産や低体重児出産のリスク
早産や低体重児出産のリスク

妊娠中のお母さんが歯周病にかかっている場合、早産や低体重児出産のリスクが高まることが知られています。そのため、妊娠前から口腔内の健康を整えておくことがとても重要です。

赤ちゃんのお口の基礎づくり
赤ちゃんのお口の基礎づくり

赤ちゃんの歯やお口の発育は、お母さんの栄養状態の影響を大きく受けます。妊娠前から妊娠中にかけて必要な栄養がしっかりと届くことで、丈夫な歯や健やかな口腔環境の基礎がつくられます。

生活内での虫歯菌の感染予防
生活内での虫歯菌の感染予防

赤ちゃんへのむし歯菌の感染を防ぐためにも、ご家族全員で口腔内のケアを行い、必要に応じて治療を受けておくことが大切です。家庭全体で予防意識を高めることが、赤ちゃんの健康を守る第一歩になります。

妊娠中の予防歯科

妊娠期に寄り添う、個人個人に合わせた口腔ケア

妊娠中はつわりやホルモンバランスなどの体調の変化により、お口の環境も大きく影響を受けます。そのため、妊娠期特有の変化に合わせた適切なケアがとても重要です。私たちは、お一人おひとりの体調やライフステージに寄り添いながら、その時期に最適な口腔ケアをご提案しています。

  • むし歯や歯周病のリスクを確認し、早期発見・予防につなげるチェック。
  • 妊娠初期・中期・後期といった各ステージに合わせたケアのご提案。
  • ホルモンバランスの変化によるお口のトラブルへの適切な対応。
  • つわりの時期でも無理なく行える、負担の少ない歯磨き方法のアドバイス。
  • 妊娠中に起こりやすいお口の乾燥に対するケアや対策のご提案。